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胃の粘膜の働き

胃の中で作られる胃酸はかなり強力で、皮膚を溶かしてしまうほどの強酸性です。そこで活躍するのが胃の粘膜です。強い酸があっても胃が傷つかないのは、胃壁を覆う胃粘膜の表面から出る粘液が胃を溶かさないように守っているためです。この粘液には胃酸を中和する物質なども含まれています。

胃粘液は胃のすべての場所で作られていて胃粘膜表面の潤滑性を保っています。そして口の中から摂取された食べ物との接触によって起こる粘膜の損傷を防いでいるのです。さらに食べ物を包み込んで胃のぜんどう運動を助ける働きにも貢献しています。つまり、胃は胃酸など胃の粘膜を傷つける作用のある攻撃因子と、攻撃因子から胃の粘膜を守る防御因子をバランスよく保つことでコントロールされているのです。

健康な胃であれば、粘液が胃を守るバリアとして働きますので胃が傷つくことはありません。しかし、不規則な食生活、精神的なストレス、非ステロイド性消炎鎮痛剤など何らかの原因でこれまで保たれていたバランスが崩れると、胃粘膜の抵抗力が弱まりますので胃もたれや胃痛などが起こるようになります。

胃粘液というのは刺激や生理的変化にとても早く反応します。例えばアルコールを摂取しただけでも胃粘液量は減少しますので、胃粘膜に障害が起こることになります。ちょっとした刺激で粘液が減少することは、科学的にも認められています。胃粘膜が酸の刺激を受けて傷ついた時には、粘膜組織の再生を促進し胃粘膜を修復させる必要があります。



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